散々こき使われた挙句に、病気をしたら、ポイ捨て!

 
ブラック企業と言うと、テレビで、取材を受けるような特別な、稀な存在で、自分のたちの身近には無いと、思われるかもしれません。私もその一人でした。しかし、ブラック企業は、身近にありました。なんと、それは、うちの夫が、勤めている会社だったのです。
 
 

実際勤めてみると、毎朝サービス残業が当たり前

夫が勤めていた会社は、県内でも、かなり名の売れた土建業でした。
田舎とは、言っても大きな会社だから、それなりに待遇面は、しっかりしているだろうと思っていたら、大間違いでした。
がっかりさせられることの連続でした。

夫は、毎朝、自宅を7時過ぎには、出ます。夫に言わせると、現場は、8時スタートだから、それに間に合うように会社に行って、いろんな道具などをトラックに積み込まなくちゃいけない。と言う事で、毎朝せっせと通っていました。

ところがですよ。朝の8時前から、勤務を開始しているにも拘わらず、その準備の時間移動の時間は、給与の対象とは、なっていなかったのです。これって、どう考えても、おかしいですよね。会社に着いてからが、勤務開始だと思うのですが、実際に荷物をトラックに積み込んだり作業をしているのですから・・・

夕方からの残業は、支払ってくれてはいましたが、やはりそれでは、納得がいきません。おかしいです。納得は行かないのですが、仕事を辞めたところで、そんな簡単に、次の仕事が見つかるわけでもないですので、仕方なく続けていました。
 
 

手取りで、11~13万円の給料

給与は、手取りで、11~13万円でした。しかも、作業服や安全靴は、自腹でしたので、本当に暮らしぶりは、大変でした。ちなみに社長の息子が、夫の上司でしたが、若いのに3ナンバーの高級車を乗り回していました。本当にむかつきました。
 
 

役員には、ボーナスあり、平社員には、ボーナスはなし。

真夏は、炎天下の中真冬は、寒風吹きすさぶ中、夫たち従業員は、せっせと働いていました。本当に体力を消耗するよね。よく頑張っているわと思っていました。「ボーナスも全然ないし、やる気起きないよね。」と夫に話していたら、なんと、役員には、ボーナスがあるという事がわかりました。

えー、外で、汗水流して、働いている夫たち平社員には、ボーナスはなく、会社の中で、夏は涼しく、冬はあったかく事務仕事をしている人たちには、ボーナスがあるの?本当に、すごいね。とびっくりしました。
 
 

社長のやり方に意見をしたら、即解雇に・・・

それだけでは、ないのです。もっと、度胆を抜くことが起きました。平社員の中でも、リーダー格の人が、みんなの代表で、社長に、少しでもボーナスを払ってもらえないかと交渉したところ、その方は、即解雇になりました。これって、見せしめの現代版ですよね。
 
 

年度末は、休みは、月に1、2日ほど

年度末になると、大変です。夫たちは、忙しくなりほとんど休む暇がありません。
2月中旬から、4月の上旬の間で、休みは、月に1、2日ぐらいのペースでした。給与は、この時期さすがに増えましたが、それでも、手取りで20万ぐらいでした。
 
 

仕事中に熱中症で、倒れても、「仕事をしていたと医者に言うな!」と命令された。

ある夏の日、夫が熱中症になったから、迎えに来てくれ、と言われて、病院に行くと、何とびっくり、夫は、具合が悪いにも拘わらず、「会社の仕事ではなく、農作業をしていました。」と医者に状況を説明しているのです。「会社から、そう言え!と言われた。」というのです。

そんな、ありのままを言わないでどうするの?しかも作業服を着ているのに、そんな嘘ついてもすぐにばれるに決まっているでしょう。どうやら、会社側は、労働災害として、お役所から、責められるのを恐れていたようです。”全く自己中もいい加減にしてくれよ。”と怒り心頭でした。
 
 

心筋梗塞で、入院した夫、医者が働けると証明したのに、解雇された。

夫が、あまりに苦しんでいたので、大きな病院に移されて検査をすると、心筋梗塞だと診断され、すぐさま手術を受けました。
1か月後、おかげ様で順調に回復して、さあ退院もしたし、医者も働けると言ってくれてるし、良かったと思っていたら、会社に呼び出されて、「辞めてくれ。」と言われました。

”医者が働けるときちんと証明してくれているのに、よくそんな事ができるわね。”と怒り狂いました。”今まであれだけ、こき使っておきながら、少しばっかりポンコツになったと思ったら、ポイ捨てかよ。これから、どうやって暮らしていけばいいのよ。”と、嘆きまくりました。
 
 

最後に、

今、夫は、全く違う分野の仕事をしています。本当につらくてたまりませんでした。あんな会社の社長さんや、その奥さん(事務員)には、未来永劫、二度と会いたくありません。どう育てられたら、あんなひどいことができるのだろうと思います。

関連記事