本人のやる気はつぶす!大人しい性格だとパワハラの標的に!!

 
 
大学卒業間近になってもなかなか希望業種への就職が決まらず不安になっていた時期に、地元の大手企業で追加募集がかかったことを知り、希望業種ではなかったけれど大手ということもあり応募・採用されることになりました。当初から考えていなかった職種だったので不安ではありましたが、「経歴・知識のない私を採用してくださったことに感謝して、一生懸命精進しよう」と思っておりました。元来真面目な性格で、自分で言うのもなんですが素直さ・誠実さには自信があったので苦労はしてもきっとお役に立てるように頑張ろうと思っておりました。
 
 

●女性の多い職場だから?仕事以外のことでストレスが・・・

就職してしばらくたった頃、一緒に配属された同期と事細かに比較されるようになりました。ヘアスタイル・ファッション・持っている物、仕事に関係のないことまで批評されていたのは分かっていました。本人の前であったり、本人のいないところであったり・・・新入りがどんな人間かわからないのだから、ましてや女性の多い職場だからうわさがたつのは覚悟の上ですし気にはしていませんでした。でも、そのうち仲間はずれが始まります。そういう人がたまたま多い環境だったからこの事務所ではこれが当たり前なんだと思いましたが入社早々そんなことが起こるとやはり傷つきました。

数年経つとまだまだできないことも多いですが、仕事にもそれなりに慣れてきました。事務所のメンバーも異動や退職などによってだいぶ変わっていたのですが、しばらくしてパワハラで有名な方に目をつけられるようになりました。私のプレッシャーに弱い部分につけ込まれたのだと思っています。「おはようございます!」と明るく挨拶をしても私だけ無視されるようになりました。やった仕事はすべて否定、来客があるときでも事務所内で大声で怒られます。キレやすい性格を自分でも自覚しているとしながらも、「いい加減にしてよ」等とヒステリー気味に捨てゼリフをはかれることはしばしば。
 
 

●若年社員とは、叩かれて育つもの・・・?

仕事とはいえ、常に私にだけ高圧的な態度を取られ続けた結果、その人と対面するだけでプレッシャーから冷や汗をかいたり口が渇いたり頭痛がするようになりました。あってはいけないことですが、仕事に支障をきたし始めました。普通にしたいのに、普通にできないのです。考えたいのに、考えられないのです。甘えかもしれません。社会人として自覚が足りないのだ、と自分でも思いました。自分の意思が弱いからだと改めようと努力をしてもそんな状態なのでうまくやれずに、またその方から文句を言われます。
仕事のできない私が悪いのだと思います。ですが、「自分が悪いのだ、改めるように努力しよう」としているのは周囲の人間も分かっていたそうです。そういう人間に対してこのように一方的に高圧的に接するのは果たして正しいのでしょうか。私には、教育・指導というより八つ当たり、いじめにしか思えませんでした。その方と話をする機会を持ちたいと上司に相談すると「やめておいたほうが良い」とだけ言われました。つまりは私に「いじめられ続けろ」ということかと感じました。転勤を希望しても叶いません。自主退社させるつもりなのだろうと思いました。
 
 

●職場環境の悪さは「離職率」に出ていた。

「出来ないからといって逃げてはいけない。できるようになりたい。自分の悪いところは改善したい」という気持ちから退職は考えませんでした。その状態のまま3年ほど勤務を続けたのち、遠方に嫁ぐことになりやむを得ず退職しました。
その頃には、人と話すのが怖くなり、少しマイナスのイメージを相手から感じるとおびえるようになっていました。自分に自信がなく悪いことばかり考えます。喋っていても「どもる」ようになっていました。強いプレッシャーを受け続けると人間はこうなるんだと学びました。2年経った今、やっと以前のように自分の意見が言えるようになってきたと感じています。

自分を責めるあまり、何が正しいのか分からなくなっていましたがお世話になったあの環境は劣悪だったと思います。社会人として、「見て見ぬふり、自分優先、教育・指導という名を騙ったパワハラ」は許されないものではないでしょうか。当時から分かってはいたのですが、私のいた企業は離職率も高かったのです。「それは、その人がやる気がなかったからだ、逃げたからだ。私は、自分が悪いからちゃんと社会人として恥ずかしくない自分でありたい。頑張るんだ!」と自分に言い聞かせていました。
ですが実際、大勢いた同期は結婚以外の理由でどんどん辞めて行きました。離職を見込んでの大量採用だったのだと思います。

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