ここまでひどいブラック企業、辞めるに越したことなし!

 

【エンターテインメント業界の企業とは】

 
エンターテインメント業界は、撮影や収録、コンサートなどその仕事内容ゆえに時間が不規則になりがちのため、サービス残業や休日出勤は当たり前という暗黙の了解があるところが多いのが事実です。
しかし、最近ではそれを見直そうとしている会社も増えていますが、私が勤めた会社は残念ながら違いました。

 

【不規則な仕事内容なのに、タイムカードがすべて?!】

 

その会社では、出勤時と退出時にタイムカードに打穀するシステムになっていました。
サービス残業は当たり前、休日出勤も当たり前にも関わらず、です。
加えて密かに社長がタイムカードをチェックしていたようで、平日に頑張って仕事を終わらせて定時であがることを続けていると、働いていないとみなされてボーナスを減らされたという社員がいました。
また、仕事内容からして休日や深夜の仕事になることがあるのは仕方がないのですが、撮影や番組収録などが入ると、休日や深夜にも関わらず、必要もないのに連れて行かれることも多くありました。
もちろん、その分の休日手当は出ませんし、翌日の出勤時間を遅らせて良いなどという判断もありません。
なので、遅れてきたら遅刻とみなされ、容赦なく給与からその分の金額を引かれました。
 

【病欠=欠勤?!】

 
加えて、病欠や有休のシステムもきちんとされておらず、そのため私用や病欠でも休むと欠勤扱いです。
私の場合、一度インフルエンザにかかってしまい、1週間まるまる休むことになってしまいました。
給与が減らされるから何とか出社したいと思いつつも、体調はもちろんすぐれず、医者にも止められ、仕方なく休みましたが、その分の給与はばっちり引かれました。
元々の給与も、これまでの経験などはあまり考慮されたと思えない安い金額でしたので、正直生活にも影響が出るほどでした。
こちらとしては体調不良は望んでなったものではありませんし、かつインフルエンザの場合は学生であれば出席停止、会社ならば会社によっては出勤停止扱いになるとのこと。
納得がいきませんでしたが、「今までこうだったから」と、まるで聞く耳を持ってくれませんでした。

 

【そして、劣悪な人間関係…】

 
社内の人間関係も良くなく、人数が少ない会社にも関わらず女子が多いためか、常に誰かが誰かの悪口を陰で言っているような状態でした。
小さい会社ゆえ、社長の気分でいろいろ決まることが多いし、ひどい場合はいきなりクビを言い渡されることもあるため、古い社員は特に社長や上司のご機嫌取りのような態度で、違うことでも笑顔で「そうですよね」と合わせる始末。
また、そんな状態なので社長や上司に気に入られた社員が、他の社員の問題点など言おうものなら、途端にあらさがしが始まるということもしばしばあり、ひどい場合はそれがきっかけとなってクビになる社員もいました。
そのため、社員同士でもよほどでない限り信用できないという空気が常にあり、とても辛かったです。
私が入社した際、同じ時期に私以外に2人が入社していて、同期ということで私たち3人は信頼できる関係ではあったのですが、先輩に関しては全くでした。
 

【仕事の質を上げようとしない先輩たち】

 
先輩たちの仕事の質の低さもまたひどいものでした。
私たち3人は中途採用かつ経験者として入社したので、他に効率がいいやり方があると思い提案を様々したのですが、それらも「今までこうだったから」と、効率悪いやり方に合わせるように言われる始末。
仕事の質を上げようなどという気はさらさらないようでした。
どうやら、効率が悪くても今までこれでやってきたからという安心感と、やり方を変えて社長や上司に「これ、今までと違うけどなんでこうしてるの?」と突っ込まれるのを恐れていたからのようでした。
 

【その結果…同期三人の結末】

 
そのような環境でしたので、仕事の質を上げようと努力していた私たちのモチベーションもどんどん下がり、また他の同期が次々と体調を崩し、心療内科に通いだしました。
一人はうつ病、一人は自律神経失調症です。
うつ病の子はそれを隠して勤務を続けていましたが、眠れない、食欲がないなどの症状がだんだんひどくなり、薬の量も増えて肝臓を悪くなったということでした。
自律神経失調症の子は、胃痛や食欲不振、眠れない、会社に足が向かないなどの症状が出て、結局会社を辞めることに。

しかし、業務的に問題がなかったためか、社長や上司に引き止められ、それでも辞めると突っぱねると、今度は罵声を浴びせられたそうです。
そんな私も眠れない、食欲がないなどの症状が出始め、同期の勧めもあり、心療内科へ行くことに。
結果、適応障害の診断を受けました。
それをきっかけに、辞めることを決意し、罵声を浴びせられたりもしましたが、何とか辞めることができて別の会社に無事転職し、毎日楽しく働いています。
私の適応障害も治り、他の同期も現在ではみんな退職し、それぞれの道に進みました。
 

【最後に…】

 
ブラック企業かを面接の時点で見極めるのはとても難しいと思います。
でも、もし万が一入ってしまったら、キャリアに傷がつくなどと考えずに使用期間中に辞めるべきだと思うようになりました。
使用期間はいわばお試し期間。
働く環境の相性もありますから、そこでダメだと思ったら道を変えていいのです。
変えちゃダメなどと、誰も言っていないのですし、あきらめなければ必ず道は開けるのですから。
少なくとも、私はそう信じています。

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