一般的に知られている大企業のはずが・・!休憩もとらしてもらえないブラック企業だった

 
大学時代に録に就職活動もせずに遊んで過ごした為に、周りはどんど就職先が決まっていくのに自分は卒業時に無職でした。
 
既卒で就職活動をしても中々内定をもらえないことはわかりきっていたので、アルバイトから正社員登用をしてもらえる会社を探しました。
その会社は一般的に知られているアパレルの大企業だったので、当然採用制度もしっかりしているだろうと思いアルバイトに応募しました。
あっさりとアルバイトにも合格して、社員登用の話もしてもらえたのですが、求人概要に記載されていた「正社員登用有り」は真っ赤な嘘で、「契約社員登用有り」が実情でした。それでもいずれ正社員になれるだろうと思い、まずは契約社員に登用してもらいましたが、正社員は店長にならなければなれないことがわかり、50倍もの倍率に勝ち残らなければなりませんでした。
その時点で身を引けばよかったのですが、まだ勤続年数1年と少し程度だったので、今辞めてしまうと今度こそ就職できなくなると思い、そのまま正社員を目指しました。
 

大企業なので社員の扱いも丁寧だろうとおもいきや

8:30~22:30のシフトなのに8:30~17:30でタイムカードを勝手に切られていて、残業代が全く支給されませんでした。通しのシフトは、休憩時間が1時間30分ありますが、実際に行けた休憩は昼間の15分だけです。
昼間の休憩は45分と規程されているのに、昼ごはんを食べたらすぐに売り場に出るように支持されます。
もちろん休憩時間分はしっかりと給与からマイナスされているので、通しの日は13時間45分も労働させられます。
また、本部からの作業指示が非常に多く、とても1日でできない作業量が割り振られ、それが終わらなければ帰れない毎日が続きました。
もちろんその分はサービス残業として処理されるので、1円も給与は支給されませんでした。基本給は15万円で、僅かな残業代がついて18万円、ボーナスは出ますが高くて給与1ヶ月分なので、年収は252万円です。
30歳手前でこの給与と労働時間は酷すぎます。
 
 

現場を経験していない社長の息子が店舗運営に大きく影響する重要なポジションに就いたことで、この劣悪な環境が更に悪化しました。

新作商品が入荷して、1週間で値下げを行ったことによって、日々の作業の負担が増し、一瞬で値下がりすることに不満を感じたお客様からのクレーム対応に追われました。
そして、すぐに新作商品が入ってきて、前の商品が更に値下がりするという、常に大量の作業を抱えており、とても店長と自分だけでは店舗を回せない事態に陥っていました。毎日8:30出勤24:00退勤の日々が続き、心身共にボロボロでした。
そのタイミングで新店ができた為に、その準備の為にヘルプに行かされました。
3日かけて準備を行いましたが、夜中の3時まで作業をさせられて、店に寝泊りしながら準備を進めました。
もちろん、その時も残業代は出ず、そもそも夜中まで仕事をすることを本部が認めていない店舗の運営を行える状況ではので、店舗としてもそれを報告する訳にはいきませんでした。
本部の指示は、いつも店舗のキャパシティを大きく超えた作業量を割り振っており、それに加えて非常に高い予算設定を行うので、とてもありませんでした。更に悪いことは続きます。
店長は、年に一度全国の店長を対象とした3日間かけて行われる会議に出席するので、契約社員が店の責任者となります。
セール時期に行われるので、作業が全く追いつかなかった為に、13連勤をさせられ、その途中で39℃の高熱を出して倒れてしまいました。倒れても、ヘルプをもらえる訳ではないので、売り場に出ずにバックヤードで休ませてもらい、アルバイトに店の運営を負かしていました。
これらの劣悪な労働環境に加えて、販売ノルマが非常に高く、3ヶ月連続で個人ノルマを達成すれば、昇給する制度が導入されていましたが、とても作業を行いながら接客販売をしてノルマを達成できるような数値には設定されておらず、どれだけ勤続年数を重ねても1円も昇給されない制度でした。
それに加えて、店舗のノルマが達成できなければ、エリア長から電話がかかってきて、自分で店の商品を購入してノルマを達成させることを強要されました。
給与が18万円で、自爆購入によって、毎月5万円程購入させられていたので、実質の給与は13万円でした。
そこから保険料などが差し引かれるので、実際に手元に残るのは10万円程度です。
更に、アルバイトにまで購入を強要させるように指示されました。
 
 

我慢の限界でした。

エリア長に文句を言うと、あっさりと「じゃあ辞めれば?」と言われてしまったので、「じゃあ辞めさせていただきます。」と伝えて退職しました。私のことを慕ってくれていたアルバイトが幸い多く、私が退職すると同時に、半数以上が退職したので、一時的に店舗が経営できない状態に陥ったそうです。
今では、まともな給与形態とまともな社風の会社に勤められていますが、諦めずに正社員を目指して実際に店長になっていたら、もっと辛い目に遭っていると思います。

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