ブラック企業はとにかく大変です

 
 

ブラック企業と知らずに入社しました

大学4年制になり、就職活動が忙しかったのです。そしてすぐに内定が欲しかったので、適当に色々な会社の面接を受けました。
そして、なんとなく良さそうだなと思った会社に決めました。業務内容を理解していませんでしたし、サービス残業も無いという説明があったので、それを信じてしまいました。
しかし、さらっと嘘をつけるのがブラック企業の人間なのだということをその時は知らなかったのです。
とにかく、その場を取り繕うことが出来れば良いという考えを持っている人がブラック企業には多いのでした。
実際に入社をして仕事をするまでは私は素晴らしい会社に入ることは出来たと舞い上がっていました。しかし、翌年の入社式を終えたことから何かがおかしいと感じ始めたのです。
 
 

最初に変だなと思ったこと

なんだかおかしいと思ったことは、一緒の新入社員がふざけていても誰も注意しないということです。それよりも、元気があるなと言ってにこにこしていました。仕事に関してもひと通りの説明をしていました。ですが、立ち振舞がおかしいなと感じた事が多かったです。何故かと言うと、お菓子を食べながら朝礼に参加をしているような人とか、急に会社のしごとが1周間のうちの3日だけになるなど、入社をしてすぐに不安な要素が多いと感じました。人の話を聞かないで素通りしてしまうような人とか、いきなり大きな声で変な笑い方をする人も居ました。私は不安になってしまいました。そしてこの会社で何が怒っているのかということを知るのは、しばらく仕事をしてからでした。
 
 

仕事は危険なものでした

私のやっていた仕事は危険なものでした。入社をする前には仕事がとても危険であるということは知らされなかったのです。毎日砥石を使って金属を削るような仕事でした。これは一つ間違えれば大怪我をしてしまいます。大怪我どころか>命を落としてしまう可能性があったのです。砥石との摩擦で金属を削るのですから、無理やりたくさんの量を削ろうとしたら、その摩擦力で金属が機械から外れて自分の方に飛んでくる可能性がありました。それを交わすことは不可能です。まるで金属の弾丸が自分に発せられるような恐怖がありました。それを我慢して仕事をしているのですから、どうにかして恐怖心を紛らわそうとして楽しい気持ちを保とうとしてしまうのです。それがおかしな笑い方の正体です。
 
 

危険な仕事なのに勤務時間はとても長いのです

危ないから集中して仕事をするのですが、それに対しても勤務時間が長かったのです。朝の7時から夜の12時くらいまで仕事をしていました。慣れればどうにかなるというものではありませんでした。疲労はたまりますし、仕事も進まないような状態です。けがをするという怖さがあるので、仕事を継続していくことが困難になってしまったのです。自分の体が拒絶反応を起こしてしまいました。どれだけ人間関係が悪い職場でも自分が大怪我をしないということが保証されているならばまだよいのですが、ちょっと集中力を切らしただけで命にかかわる怪我をする可能性があると考えると、恐怖心は大きなものとなってしまったのです。

 
 

それでも仕事を早くやることを求められるのです

そんなに危ない仕事なのですから、短期間にたくさんの作業をすることは不可能です。ですが、管理職の人間は私にたくさんの仕事を短い時間でこなすことを要求してきました。これ不可能なことです。最終的には体が動かなくなって仕事をやめました。
仕事を選ぶときには業務内容をしっかりと理解して選ばないといけません。すぐに内定がほしいからと言って決めてしまうのは危険なのです。今はインターネットがあるので、わからないことはとことん調べることが出来ます。疑問は自分で解決しなければならないのです。そして、仕事には危ないものとそうでないものがあるということです。怪我をしないように安全な仕事をしなければならないのです。責任感を持つのは良いことですが、それによって自分が損をしてしまうことも多いのです。