現在の職種別・転職市場の動向

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日本は長い間不況下にあるといわれていますが、実は日本だけでなく先進諸国の多くも不況に苦しんでいます。世界同時不況という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、世界中で求人倍率が下がっているので、日本だけが苦しんでいるわけではありません。

 

しかし、各業種の求人倍率をみると、他の業種よりも求人倍率の高いものがあります。その1つがクリエイティブ系です。クリエイティブ系の業種は、ネットワークエンジニアやWEB系デザイナーなどのIT系の仕事です。ツイッターやフェイスブックといったソーシャルネットワークの普及が求人率を上げています。今後もますますインターネット化は広がっていきますので、Web系の技術者やクリエイターの需要は増えていくことが予想されます。

 

また、ビジネス環境もIT化によって変化していきますので、ITを活用できる人材を企業は欲しくなります。たとえば、コンサルティング業界や人材派遣などのいわゆる人材ビジネスに関係する人材も今後求人が増えていくと考えられています。

 

また、景気に左右されない業界としては、メディカル業界が挙げられます。最近の法改正による規制緩和で外資系企業が日本市場に参入を開始したことで、市場が拡大し求人率が上がっています。

 

大手企業では、リーマンショック以来採用を控える傾向がありましたが、それによる人材不足が起きているため、最近では二次採用する企業が増えています。

 

外資系金融業界では、人件費を抑えるために給与を高望みしない人材、つまり残業時間がほとんどなく土日は必ず休めるような、仕事以外の生きがいを重視するようなタイプを積極的に採用しています。

 

2011年の東日本大震災の影響で、建築や土木関係の求人率も増えています。耐震対策のためのリフォームや改築の受注が増えているため、今後も求人は増えていくことが予想されます。

 

2014年4月からの消費税増税に伴い不動産業界の求人も活発になってきています。不動産物件は高額なので5%から8%への増税の影響を強く受けているからです。

 

日本の経済状況は、以前に較べるとだいぶ回復してきましたが、まだまだ回復の途上にあります。求人も増えてきているとはいっても賃金はあまり上がっていないのが現状です。しかし、高い技術やスキルをもった人材は、多くの企業が欲しがっていますので、得意な技術やスキルを別の会社や別の業種で発揮したいと思っている人は、転職の好機ともいえます。

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