海外での転職事情は?

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日本における転職事情も大変厳しい昨今ですが、それでも日本ではまだ、新卒採用が最も就職しやすい時期でもあります。しかし若者の間で生涯一社に勤める「終身雇用」という意識が希薄になりつつあり、数年で転職する人が増えたため、企業も積極的に中途採用を受け入れているのが現実です。

 

では、海外の転職事情はどのようなものなのでしょうか?

 

世界一の経済大国であり、日本にも大きな影響力のあるアメリカでは、完全実力主義。学歴や年齢など外的条件より、「どのようなキャリアを積んで、どんな仕事ができるか」という実務的な能力が最も重視されています。

 

例えばニューヨークでは、日本人女性の求人が多いと言われています。人種が多種多様なアメリカにおいても、勤勉で真面目、残業に対して抵抗の無い日本独特の勤務態度は多くのアメリカの企業に評価され、認められているとのことです。

 

最近人気の韓流ドラマやアイドルのブレイクでより身近な国となったお隣の国韓国では、今でも日本と同じ新卒者の一括採用が行われています。2009年に年齢差別禁止法が施行されてからは、年齢を律悠に雇用を差別することが禁止されたため、求人の募集要項に年齢制限を記載することができなくなっています。しかし実際には企業側が採用時に年齢を考慮することが多く、現実は年齢により雇用の差別撤廃は難しいとされています。

 

人口も多く発展著しい中国ではどうでしょうか?一見転職しても職がたくさんあるイメージですが、実際は海外の優秀な技術者に雇用を奪われているのが現実です。中国で「外資系」に勤めるというのは一種のステイタスとされており、中国映画などにも「外資系で働いている」とよくセリフに使用されますが、これは日本人のイメージするホワイトカラーではく、海外の技術者の部下としてブルーカラーとして働くことが多いことを意味しています。そのため、中途退社後に自身で起業する人がとても多く、個人事業主が多いという例えで「石を投げれば、社長に当たる」と言われている状態です。

 

ヨーロッパでは新卒採用という概念が元々無く、大学で学んだ専攻を生かした職に一旦就けば、次転職する際もまた同じ職種に就くのが一般的です。そのため、大学を選んだ時点で一生の職を決めると言うことになります。

 

このように国によって様々な事情のある転職ですが、勤勉で真面目な日本人は世界で働くことを必要とされていることは間違いありません。しっかりした技術とビジネスに通用する英語力を身に着け、強い心を持って恐れず、どんどん新しい世界へ挑戦して行くことが必要な時代です。

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